子ども達の環境活動に対し、活動費の助成
【藤本基金について】
藤本倫子環境保全活動助成基金は、環境カウンセラーである藤本倫子氏からの寄附金を
もとに2002年に設置されました。
藤本倫子さんの、子ども達に対する「たくさん輝いて欲しい。自然の大切さをいっぱい
感じてもらいたい」という強い願いを受け、子ども達が身近な環境に親しみ、自ら環境に
ついて考え、行動することの手助けとなるべく、子ども達の環境活動に対し、活動費の助
成を続けています。
【助成の対象になる活動について】
申請時期に応じて、それぞれの活動対象期間内に実施される、子ども達による環境活動に対して助成します。子ども達が自主的に取り組む、身の回りにある自然の調査・観察、地域の環境を良くしようとする活動、環境についての学習などが助成の対象になります。(ただし、イベントへの参加費用、キャンプ・旅行費用は助成の対象にはなりません)。<併せて「対象となる活動」をご覧ください>
また、2019 年度より、幼稚園、保育園において、園児たちが行う植物を育てる活動、生き物や自然を観察する活動も助成の対象に加わります。
【助成を申請できるグループについて】
●環境活動おうえんプログラム(対象:小学生および中学生のグループ)
当プログラムに助成を申請できるのは、こども会、こどもエコクラブなど、小学生や中学生によって構成されるグループです。友人同士によるグループでも申請ができます。
また、中学校、小学校、保育園などの教育機関に対して助成を行うことはできませんが、それら教育機関の中に作られたクラブなど、生徒・児童が主体的に活動するグループであれば、そのグループで申請することができます。なお、子どもの環境学習・活動を目的としていても、企業が主催・サポートするグループや、月謝等の対価を受ける塾や教室、NGO などは、当基金の助成の対象にはなりません。当基金では、一般の助成金に申請できる組織を有さず、資金を得ることが困難なグループの活動に対し、少額な助成ながらも活動を支援することを目的としています。
ご理解をお願いいたします。<併せて「助成申請資格」をご覧ください>
●自然体験おうえんプログラム(対象:幼稚園、保育所、認定こども園)
当プログラムに助成を申請できるのは、幼稚園、保育所、認定こども園の園長先生です。園のこども達が、力を合わせて花や野菜などの植物を育てたり、園内や園の周辺の昆虫や植物などの観察をする活動を支援します。生き物の不思議や、自分たちの生きる環境について様々な気づきを得る、自然に触れ観察するチャンスを、幼い時期に持っていただきたいという思いから、本プログラムを新設しました。
【対象となる活動】
●環境活動おうえんプログラム(対象:小学生および中学生のグループ)
次に掲げる要件を全て満たす活動を助成の対象とします。
① 子ども達(小学生・中学性)が興味を持って自主的に取り組む環境活動であること。
② 活動を通じて、環境に対する学びを得ることができる内容の活動であること。
③ 自分たちが暮らす地域の中で行われる活動であること。
④ 計画に無理がなく、安全に配慮されていること。
⑤ 定められた実施期間の間に実施される活動であること。
⑥ イベントや学習会への参加・見学を目的にした活動でないこと。
●自然体験おうえんプログラム(対象:幼稚園、保育所、認定こども園)
次に掲げる要件を全て満たす活動を助成の対象とします。
① 園内もしくは、園の周辺地域で行われる活動であること。
② 園児が積極的に参加できる活動であること。
③ 花や野菜などの植物を育てる活動または、植物・動物や、それらを取り巻く環境を観察する活動であること。
④ 計画に無理がなく、安全に配慮されていること。
⑤ 定められた実施期間の間に実施される活動であること。
【助成金額】
1件あたりの上限額: 100,000円
締切:2020年1月31日(金)
問合せ:(公財)日本環境協会 藤本倫子環境保全活動助成基金事務局
HP⇒https://fields.canpan.info/grant/detail/14