2023年7月号 ニナイテ便り テキスト版
表紙
三浦市民交流センター ニナイテ 情報誌
ニナイテ便り
2023.7 No.41
身近な話題で地域に貢献!始め方説明会
あなたしか知らない身近な話題を共有して地域貢献しませんか?普段気にも留めない日常のあれこれが、「地域の魅力」なのかもしれません。
皆さんが持っている身近な話題を活用するコツや方法を一緒に学びましょう!7月25日(火)に開催します。
チャッキラコ三崎昭和館 (イラスト・三上幸一さん)
中面
miuraのニナイテ 「三浦の自然を学ぶ会」 横山一郎さん
豊かな三浦の自然を子どもたちに残す
~自然観察会、清掃、田んぼの再生などを通して~
「三浦の自然を学ぶ会」は1978年子どもを持つ親12名が立ち上げました。きっかけは、三浦市の教育委員会主催の「家庭教育学級」の受講で、その受講者が「豊かな三浦の自然を共に学び子どもたちに伝えていきたい」という思いで一致し、自然観察会を始めました。その後、三浦の自然の美しさを保つために清掃活動をはじめ、また、田んぼや湿地の消失から水辺の生き物を守るために田んぼの再生活動をはじめました。
「会報につづられた会員の思い」
会では「学ぶ会だより」という会報を発行しています。活動に参加できなかった会員と情報を共有するために始めたそうですが、途中から三浦の自然の観察記録を残すことも目的に加わり、過去の会報の中には驚くほど詳しい観察記録もあります。会の創立から40年以上たった今会報の発行は400号を超えています。1988年5月に発行された「100号記念誌」には、「会が9年も続くとは思わなかった。会が続いた原動力はいろいろな人と自然とのどきどきするような出会いではないか」と、会員の思いがつづられていました。また当時はクサフグの産卵やウミウの観察会、また野草を食べる会などの行事も行われていたそうです。
「活動内容」
会の活動は、自然観察会、黒崎の鼻・水間神社・小松ヶ池公園の清掃活動、池下の田んぼの再生活動などさまざまです。現在の会員は21名。小さな子どもを持つ世代から、悠々自適の熟年世代まで、幅広い世代が参加しています。それぞれの活動への参加は原則自由なので特定の活動を中心に参加することもできます。また入会前に活動に体験参加することもできます。
「自然観察会の再開へ」
横山さんは、コロナの影響で中断していた自然観察会を再開したいと考えています。今年度は不定期に土曜日または日曜日に実施する予定です。最近自然観察会に興味がある会員が減っているので、興味がある方はぜひ入会して欲しいと語っていました。気になる内容や場所を提案すれば、それに応じて開催してくれるそうです。また、横山さんは会の活動とは別に個人として外来植物の分布調査を行おうとしていて、現在「みんなでつくる外来植物マップ」という外来植物の分布情報を共有するスマホアプリを作成中です。このアプリを使って外来植物の写真を撮影すれば、だれでもこの調査に参加できるそうで、まずは会員の中で活動を広げようとしています。
「田んぼの再生活動」
4月の田んぼの荒起こし、5月の田植え作業に記者も参加しました。田んぼは湿地のため水分が多く、作業のときは足が抜けなくなるので苦労しました。熟練の年配の会員の方が軽々と作業をしているのを見て感心しました。田んぼの再生活動は生き物のすみかを守ることも目的にしていてカエル、ドジョウやトンボなどの生き物と出会えます。会がこの活動を始めたのは10数年前。当時田んぼは30年以上耕作を放棄されていて、3m以上のヨシとガマが密集する状態だったそうです。そ こから「開拓」と呼ぶような過酷な作業を行った結果、現在豊かな実りの場となっています。
(市民記者 にがうり)
入会・体験参加・問い合わせ先
三浦の自然を学ぶ会
代表 横山一郎
yokoyamaichiro@jcom.home.ne.jp
「地域の魅力 集め方広め方事例集」ができました!
~地域の魅力集め方ハンドブック発信・活用編~
三浦の「日常」は都会生活者や若者にとっての「異日常の魅力」!
三浦市で令和2年度から実施してきた、「Don't tell anyone!地域資源情報を集めて広めて繋がろう大作戦!!」は地域にあるよい情報を集めてもらうことからスタートし、「集めた情報」を「発信・活用する」方法を探ってきました。集まった情報には「三浦らしいていねいな暮らしにまつわるあれこれ」という共通項がありました。この冊子で三浦市の魅力の情報発信や活用事例を紹介しています。これから活動をスタ-トしたい方、どんなふうに動けばいいか迷っている方に手にしていただきたい一冊です。
内容:地域の魅力情報、発信はじめました!
スマホ1台で記者になる方法を学び発信にチャレンジ!
我がまちのいいとこ探し
三浦のていねいな暮らしは魅力の宝庫 など
※「地域の魅力集め方広め方事例集」は、ニナイテHPに全文を掲載しています。
ニナイテカレッジ2023身近な話題で地域に貢献!始め方説明会
あなたしか知らない身近な話題を共有して地域貢献しませんか?お気に入りの散歩道、郷土料理や方言、昔の記憶や古い写真・・・そんな普段気にも留めない日常の一つ一つが、実は「地域の魅力」なんです!でも、どうやって伝えたらいいのだろう? 大丈夫です!ニナイテカレッジでコツや方法をつかみましょう。地域の魅力を共有するための手引書「地域の魅力集め方ハンドブック」「地域の魅力集め方広め方事例集」をもとに、皆さんが持っている身近な話題を活用するコツや方法を一緒に学びましょう
日 時:7月25日(火)14:00~16:00
場 所:ニナイテ研修室
参加費:無料
定 員:15名
対 象:三浦市民及び三浦市内の活動に関心のある人
申込み:ニナイテ (来館、TEL、FAX、Emailでの申込書の提出により、先着順に受け付けます)
かながわボランタリー活動推進基金21 事業等の募集のご案内
多様な主体が協働、連携して地域や社会の課題解決を図る協働型社会の実現に向け、非営利で公益を目的とする活動(ボランタリー活動)の開始や拡充に対し、期限を区切り支援を行うものです。
協働事業負担金
内容:地域や社会の課題解決に向け、県と協働して効果的に事業を行っていく制度です
交付額:事業に要する経費について、年間1,000万円を上限に負担金を交付します。
交付期間:原則最長3年間。
要件:不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とする非営利の事業であること、県内で活動を行っていること等
詳細はホームページをご覧ください
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5258
裏面
参加者募集中のイベント情報・お知らせ
アタッチメント・ベビーマッサージ教室
日時:7月13日(木)10:15~11:15
場所:ニナイテ研修室
対象:10ヶ月までの赤ちゃんの親子
講師:斉藤友恵
定員:先着5組
参加費:500円
申込み:ニナイテホームページ掲載のチラシQRコードよりお申込みください
お子さま向けの 夏のおはなし会
絵本、語り、大型紙芝居など、楽しいおはなしがいっぱいです。
日時:7月23日(日)10:30~11:30
場所:ニナイテ研修室 (14:00からの部は初声市民センター)
内容:大型紙芝居「お夏と孫三郎」、絵本 「えきいんさんはおおいそがし」等
参加費:無料
主催:朗読ボランティア ひばりの会
問合せ:松原 TEL 090-6016-0513
「学校に戻れない子どもたち」写真展 ~パンデミック後の教育危機~
学び続けることが困難な状況におかれた子どもたちと、教育危機を乗り越えようとするユニセフのさまざまな支援を写真で伝えます。
日時:7月26日(水)~8月8日(火)
場所:ニナイテ多目的スペース
入場:無料
主催:神奈川県ユニセフ協会
みうら平和写真展(高校生の描いた原爆)
高校生が被爆体験証言者と共同し、証言者の記憶に残る被爆時の光景を絵画にした作品63
点の写真を展示します。
日時:8月10日(木)~8月17日(木)
場所:ニナイテ多目的スペース
入場:無料
主催:ストップ戦争!三浦市民の会
介護予防サポーター養成講座
日時:8月2日(水)、9日(水) 両日とも13:30~16:30
場所:ニナイテ研修室
内容:講話と実技
定員:先着10人(原則18歳以上70歳以下の三浦市民限定、要予約)
参加費:無料
いきいきシニア講座「フレイルチェックぷらす」
日時:8月29日(火)13:30~15:30
場所:ニナイテ研修室
内容:筋肉量や口腔機能などを測定
定員:先着15人 (65歳以上の三浦市民限定、要予約)
参加費:無料
申込み:三浦市保健福祉部高齢介護課 TEL046-882-1111(内線348・352)
詳細はニナイテホームページをご覧ください。
ニナイテ便りNo.41
発行 三浦市民交流センター ニナイテ
発行日 2023年7月1日
編集 三浦市民交流センター ニナイテ