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2月1日は今年最初の海南神社「月次祭(つきなみさい)」でした。
月次祭は、海南神社では元日を除く毎月1日の18時から本殿で行われ、参加者の健康や家内安全をご祭神に祈願する祭典です。
こ普段はご祈禱などを申し込んだ人以外は本殿には入れませんが、この日は誰でも本殿に上がってお参りすることができ、内部の見学も可能です。
本殿には毎年恒例の「例大祭」で使われる、市の指定重要無形民俗文化財「行道(お練り)獅子」の歴代の獅子頭が置かれています。下段の古いものは室町時代のものと言われていましたが、近年、県立博物館の調査では、江戸時代のものではないかという結果でした。上段の少し新しいものは大正10年(1921年)に作られたものだそうです。平成になって現在使われるものに「代替わり」するまで100年近くも現役でした。そして現役の獅子頭は
といえば…こちらは毎年例大祭が終わると横須賀の仏師の元に送られて、一年かけて塗り直しなどの修理が行われます。
三崎下町には「オレの一年間の中心は海南神社の祭り」と言ってはばからない祭り好きが大勢います。今年も7月、また三崎の下町が熱く燃えます。
(お祭りおじさん)