ニナイテ便り2024年7月号


20247月号ニナイテ便り テキスト版

 

表紙

三浦市民交流センター ニナイテ 情報誌 ニナイテ便り 2024.7  No.53

 

ニナイテ周辺にヒマワリの花が咲き始めました。夏休みに何かはじめたい方はぜ

ひ、ニナイテにお越しください。

「身近な話題で地域に貢献!始め方説明会」7月25日(木)開催です!(詳しくは、紙面をご覧く

ださい)

 

 

中面

miuraのニナイテ10

中世三浦歴史探検隊 隊長 アダチ クリスティさん

 

アダチさんが隊長を務める中世三浦歴史探検隊が、88日に三浦一族を追悼するイベント「三浦一族追悼の夕べ 琵琶演奏と木遣り」を開催する。三浦一族が北条一族に攻め滅ぼされたのが、現在の暦で151689日。「北条五代記」によると、新井城に籠城していた三浦一族はその前夜、最後の酒宴を行った。その暦に合わせて同じ月を眺めながらイベント行うことで、そのときの三浦一族の気持ちに近づくのがねらい。

 

イベントの内容は、光照寺住職の三浦鳳水さんによる琵琶演奏と坐古善光さんによる木遣り。いずれの曲もこのイベントのために、三浦一族の最後を題材にして作られる。場所は潮風アリーナ総合体育館2階の第2武道場。照明も工夫する。盆竹灯籠まつりの開催場所のひとつである福泉寺から、祭りの時に使用する竹灯籠を借りて、室内で行灯として使用する。

 

アダチさんは歴史の本を読んだら情報をノートにメモする。いつ、だれが、何をした。「そうすると情報のピースが組み合わさって、一枚の絵が出来上がる」。イベントでは新井城本丸の発掘資料と伝承をもとに合戦を推察する。なぜ新井城本丸の中に落とし穴を作ったのか。その先にある窯は何に使ったのか。アガサ・クリスティーをもじって名前にしたアダチさんの謎解きが行われる。

 

三浦道寸の人がらに魅了されて始めた歴史の研究において、実際の場所に行って体感することを大切にする。北条一族が合戦の際に使用した陣鐘の音を聞きに寺を訪ねたこともある。この鐘の音が、新井城が落城したときに北条一族によって鳴らされ、夫と子どもが殺される場から逃げずにとどまった道寸の妻が、このゆるやかな鐘の音を聞いたのではないかと想像する。現在、道寸の時代の歴史を中心にした小説を執筆中。「古文書の中の人に体温を与えたい」という。

 

三浦一族の歴史が忘れられていくことを心配して、中世三浦歴史探検隊を立ち上げた。最近は三浦道寸が書写した古今和歌集の研究を行う隊員が出てくるなど、人との出会いに恵まれている。今回のイベント準備を通じても、さらに人の輪が広がった。三浦がよりよくなる時期が来たと隊員とともに感じている。(市民記者 にがうり)

 

 

 

「三浦市 東岡GアンドBより伝授!家庭に伝わる郷土料理レシピ」が完成しました!

 神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科田中&樋口研究室と、三浦市社会福祉協議会のサロン活動である、「東岡GアンドG」の皆さんによる三浦の郷土料理レシピ集の初版が完成しました!

 研究室では、三崎地区のおすそわけ習慣から生まれた食文化や、地域の食材、各家庭に伝わる郷土料理や家庭料理の伝授を受け、レシピ化の取り組みを進め、試作、試食を行なってきました。

 地元食材でつくるメインからデザートまでバラエティー豊かなメニューを掲載したレシピ集になりました。世代と地域を超えて発信することで、三浦の豊かな食文化を伝え、追体験してもらうことができそうです。

 

 

ニナイテカレッジ2024案内

ニナイテカレッジ2024身近な話題で地域に貢献!始め方説明会

 あなたしか知らない身近な話題を共有して地域貢献しませんか?普段気にも留めない日常の一つ一つが、実は「地域の魅力」なんです!地域の魅力を共有するための手引書「地域の魅力集め方ハンドブック」「地域の魅力集め方広め方事例集」をもとに皆さんが持っている身近な話題を地域の魅力として活用しませんか。

日 時:725日(木)14:0016:00

場 所:ニナイテ研修室

参加費:無料  

定 員:15

対 象:三浦市の市民活動に関心のある人

申込み:ニナイテ

 

 

三浦に思いを馳せる「人物風土記回顧展」

ニナイテ多目的スペースで621日~623日の3日間、「人物風土記 回顧展」が開催されました。タウンニュース社三浦版で紹介した人物は18年間で400人を超え、ずらりと並んだ記事から受け取る言葉は、さながら「人生の処方箋集」。会場では家族、友人、また自身が取材を受けたという方々が訪れ、言葉を交わす姿があった。

三浦編集室第5代編集長の磯谷拓さん(写真)は、「どこか懐かしい、でも他にないのが三浦というまち。独特の文化があり、人との距離感がとても近い」という。「都内へ通勤可能で自然に恵まれた、子育てにベストなところ。三浦は、“便利さと心の豊かさ”の、どちらも手に入る場所ではないか」と語る磯谷さんからは、「三浦愛」を感じる。

「タウンニュース三浦版」は75日号から「タウンニュース横須賀・三浦版」としてエリアを拡大し、毎週発行となり、発行部数は7,650部から70,800部となる。

 

 

新規登録団体紹介

 

OEyokohama

不登校傾向にある児童生徒の社会体験の場づくり

活動日時:毎月第2・第4火曜日

主な活動場所:横浜市港北区

新規加入:可

会費・入会金:なし

 

シーサイドファミリーアンサンブル

三浦ゆかりの歌、英語の歌などにチャレンジしながら、音譜と仲良くなります。

活動日時:第2・第4水曜日17001830

主な活動場所:上宮田来福寺研修室

新規加入:可

会費:1,000/

入会金:なし

 

お母さん大学

お母さんの日々の頑張りを新聞にした“お母さん業界新聞”というものを定期的に発行しています。

活動日時:不定期

主な活動場所:地域の市民交流施設など

新規加入:可

会費・入会金:なし

 

 

裏面

 

美姿勢体操

 

骨盤は身体の中心、土台です。自分で簡単にできる「身体を整える体操」をしましょう。

日時:79日(火)、23日(火)10:1511:45

場所:ニナイテ研修室

参加費:1,000円(レンタル代込)

問合せ・申込み:美姿勢体操

TEL090-2412-3753(植田)

 

 

 

 

 

盆竹灯籠まつり

 

夏を彩る竹灯籠で、幻想的でどこか懐かしい特別な夜をお楽しみください。27日は子どもたちによる「ミニ縁日」も開催します!28日は本堂にて「音と光のハーモニー」(ピアノ演奏、JAZZセッション)があります。

日時:2024727日(土)28日(日)

16002100 (1830頃より竹灯籠点灯)

場所:福泉寺(三浦市初声町三戸1020

主催:盆竹灯籠まつり実行委員会

アクセス等詳細は福泉寺HP  https://fukusenji76.com/

 

 

壁を真剣に考える日 〜素材・色彩・空間づくりで地域を表現〜

 

左官屋・左菊の鈴木親方と一緒に、改装中のHANPAもろいそで「壁」を考え、創るワークショップ。

日時:DAY1 フィールドワーク 7/20()10001700ごろ

 DAY2 壁創り 7/27() 10001700ごろ

場所:HANPAもろいそ 住所:三浦市三崎町諸磯1879-3

参加費:1日のみ3,000円(HANPAもろいそ1,000円分チケット付き)

2日間通し8,000円(持ち帰り左官パネル、HANPAもろいそチケット1,000円分付き)

定員:1日のみ5人、2日間通し10

主催:HANPAもろいそ・左菊

申込み・問合せ:吉井(よしい)taiki@onesplace.or.jp

詳細:https://kabe-hanpa.peatix.com/view

 

 

かながわボランタリー活動推進基金21 事業等の募集のご案内

多様な主体が協働、連携して地域や社会の課題解決を図る協働型社会の実現に向け、非営利で公益を目的とする活動(ボランタリー活動)の開始や拡充に対し支援を行います。

 

協働事業負担金

内容:地域や社会の課題解決に向け県と協働 して効果的に事業を行っていく制度です。

応募受付期間:723日(火)まで

詳細:www.pref.kanagawa.jp/docs/u3x/cnt/f5258

 

 

※文中に参加費等の記載がないイベントは無料です。

 

ニナイテ便りNo.53

発行 三浦市民交流センター ニナイテ

発行日 20247 月1

編集 三浦市民交流センター ニナイテ

 

 

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